「肉食ダイエット」成功も悪影響 手や足の裏が黄色くなり液体も分泌
画像はイメージ(Flicker/ noricum )
肉や脂肪、乳製品を多用摂取していた、アメリカ・フロリダ州在住の40代半ばの男性。
手のひらやひじ、足の裏に黄色の節ができ、そこから液体がにじみ出るようになりました。
身体に黄色い脂質が浮き出た男性
この男性は、8ヶ月前から 「肉食ダイエット 」を実践していたとのこと。
最近、肉、卵、乳製品などの動物性副産物のみを摂取する、いわゆる「肉食ダイエット」はフィットネス界で人気を博しています。
肉食ダイエットに励む人たちは、純タンパク質、野菜なしのライフスタイルが体重を減らし、全体的な健康状態を改善するのに役立っていると主張しています。
男性は毎日、バター1本分、チーズ2.7kg~4kg分、ハンバーガーのパテのみを食べていました。
男性も肉食ダイエットをして減量に成功し、エネルギーレベルと認知機能に著しい改善が見られるも、皮膚は問題を発症してしまったようです。
検査では、男性の総コレステロール値は1,000mg/dLを超えていたそう。
成人男性の健康的なコレステロール値は200mg/dL以下であり、240mg/dLは高値とみなされています。
男性の症状は、血液中のコレステロール値やその他の脂肪値が高いことから引き起こされた「黄色腫」という症状によるものだと診断されました。
一般には眼球の周囲に見られることが多く、口蓋黄色腫と呼ばれる症状だそうですが、男性のように体の他の部位に現れることもあると言われています。
男性は、合併症を予防するための高コレステロール血症管理をするよう、医師から強く勧められたそうです。