「ミリオンダラー・ベイビー」主演のヒラリー・スワンク 現在までの日々に「知らなかった」
クリント・イーストウッド監督が手がけた映画「ミリオンダラー・ベイビー」で、アカデミー主演女優賞とゴールデングローブ賞主演女優賞を獲得した、アメリカ人女優ヒラリー・スワンクさん。
ヒラリー・スワンクは今?
1974年7月30日にネブラスカ州リンカーンで生まれた彼女は、軍人だった父親が退役後に生活苦に陥り、一家はトレーラーハウスで生活する日々を送っていました。
オーストラリアのメディアNow to Loveに以前語ったところによると、当時、本人はあまり気にしていなかったものの、「それが原因で周囲の友人から差別的な扱いを受けていた」といいます。
そんなヒラリーさんですが、9歳の頃から演技を学び始め、舞台「ジャングル・ブック」で主演に抜擢。
16歳で本格的な女優デビューを目指し、母親と共にロサンゼルスへ引っ越します。
2人は古い車の中で生活し、公衆電話から芸能事務所に電話をかけプロモーションしていましたが、彼女は「ただ自分の夢を生きようとしていた」と振り返ります。
ついに1992年、「バッフィ/ザ・バンパイア・キラー」の端役で映画デビューし、1999年には「ボーイズ・ドント・クライ」で、初となるアカデミー主演女優賞およびゴールデングローブ賞主演女優賞を獲得しました。
その後は日本でもヒットした「P.S.アイラブユー」や「奇跡をつむぐ夜」など、数々のヒット作で主演に抜擢。
また、女性初の単独世界一周飛行に挑戦したアメリア・イアハートさんの生涯を描いた物語「アメリア 永遠の翼」では、飛行について勉強。
「ミリオンダラー・ベイビー」の際には、ボクサーになろうとするウェイトレス役のため、6ヶ月間のトレーニングに励み、筋肉を8.5kg増やしたそうです。
私生活では1997年に俳優のチャド・ロウさんと結婚するも、2006年に離婚。
2018年に実業家のフィリップ・シュナイダーさんと再婚し、2022年10月に双子の妊娠を発表しています。
そんなヒラリーさんに世間からの評価は高く、「役作りがすごい」「意外な過去だった」「50歳に見えない!」「活き活きしている」「暗い過去があっても前向きでいい」「苦労を乗り越えて今の活躍があるのだろう」など、大きな反響を呼んでいます。