子役時代は「JIN-仁-」で野風役 杏花の現在に「すっかり大人になってる!」

ニール・マッコーリー / Wikipedia Commons

人気映画やドラマには、子役がいなければ成立しません。

【画像】「瀬戸内海賊物語」に出演していた、13歳の頃の元子役・杏花

作品に温かみを生み出してくれる大きな存在です。

今回は幼少期から子役として活躍してきた杏花(きょうか)さんのこれまでと功績と現在の状況をリポートします。

元子役・杏花の現在

1999年8月30日生まれ、東京都出身の杏花さんは2007年から子役として活動しています。

2007年、ドラマ『名探偵コナンドラマスペシャル 「工藤新一の復活! 黒の組織との対決」』で灰原哀役でデビューしました。

アニメで灰原哀は、声優・林原めぐみさんが演じている役。

主人公・江戸川コナンと同じく身体が子供化しているキャラクターですが、杏花さんは見事な演技力でこの役を演じきりました。

その後も、吉田茂の側近として知られた実在の人物を基にした2009年のドラマ『白洲次郎』では、白洲次郎の長女・白洲桂子役。

同年の人気ドラマ『JIN-仁-』でも、中谷美紀さんが演じた野風の幼少期役を演じています。

NHK連続テレビ小説『おひさま』では、井上真央さん演じる主人公の教え子の一人であるみどりを演じて、存在感を発揮しました。

2014年には、映画『瀬戸内海賊物語』で1027名のオーディションを勝ち抜き、映画初主演を飾りました。

瀬戸内海を舞台にした作品で同作のX(旧Twitter)では「負けじと楓役の柴田杏花さんもぶら下がります!余裕の表情!」と元気な様子が伝えられていました。

杏花さんは近年、2022年には映画『グッドバイ、バッドマガジンズ』に主演して成人雑誌の編集部で働くことになった森詩織役を演じました。

2023年にはドラマ『いちばんすきな花』に出演してスピンオフ作品であるミニドラマ『この秋、僕は恋をした』では駒木根葵汰さんとダブル主演。

杏花さんはこれからも多くの作品で、さまざまな表現を見せてくれそうです。

Text by 川崎 謙三郎