「タイタニック」主演女優のケイト・ウィンスレット 現在に「知らなかった」

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1997年に公開され、レオナルド・ディカプリオさんが主演を務めた映画「タイタニック」。

【動画】ケイト・ウィンスレットの現在

当時一世を風靡した映画は、28年経った今でも色褪せない名作として受け継がれています。

共同主演だったローズ役のケイト・ウィンスレットさんは、1975年10月5日にイギリスで生まれました。

「タイタニック」主演のケイト・ウィンスレット

祖父母、両親、叔父、姉と妹も俳優という芸能一家。

地元の演劇学校に通い、1994年に公開された「乙女の祈り」で映画デビューを果たしました。

その後も「ハムレット」や「ホリデイ」「愛を読むひと」など、数々のヒット映画に出演。

たびたびアカデミー賞やゴールデングローブ賞にノミネートされており、過去には主演女優賞や助演女優賞も受賞しています。

タイタニックで恋仲になる2人はあまりにも美しく、「実生活でも付き合ってほしい」との要望もあったようですが、ディカプリオさんとは親友だといい、今でも頻繁に連絡を取り合ったり食事に行ったりすることを明かしています。

順風満帆そうに見えるケイトさんですが、実は過去に摂食障害を患っていたことを、アメリカメディアTHE Hollywood REPORTERが伝えています。

タイタニックで一躍有名になった後、「メディアから『体重の割に見た目が良い』など、体型に関する内容でいじめを受けていた」と明かし、次第に摂食障害に苦しむように。

しかし彼女は落ち込むどころか、「スクリーン上で完璧じゃなくても気にしない」とボディ・シェイミングに反論します。

体型に悩む人たちに向け、「自分を卑下していたら、多くの時間を無駄にしてしまう」「顔に人生が表れているから、私はそれを誇りに持っていて、それが大切なの」とメッセージを伝えました。

また2022年公開の映画「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」では、海の部族の家長役を務めたケイトさん。

演じるにあたりフリーダイビングの訓練を受けたといい、なんと7分間も息を止められるようになったそうです。

2025年1月22日現在、49歳になるケイトさん。

変わらない美貌に、世間からは「摂食障害とフリーダイビングにびっくりした」「歳の重ね方も素敵」「相変わらずゴージャス」「今でもタイタニックを見返すよ」「彼女の出る映画はどれも興味深い」など、称賛の声が相次いでいます。

Text by 春野 なつ