知られていないハリネズミの骨格 剥製師が手がけたものに「カメかと思った」

画像はイメージ(Flicker/ Dan Davison

海外掲示板サイト『Reddit』に投稿された、ハリネズミの骨格の写真が人々を驚かせています。

【画像】「カメみたい」なハリネズミの骨格

ハリネズミの骨格はどうなっている?

ハリネズミは外敵から身を守るために背中を覆うようにして針が生えているのはほとんどの人が周知のこと。

このハリネズミの固い針は皮毛が硬くなったもので、背中の部分だけにあり、お腹の辺りには普通の皮毛が生えているそうです。

元々ロシアを拠点に剥製師として活動するマルガリータ・チャイカさん(Margarita Chaika)は、インスタグラムにハリネズミの骨格の写真を投稿。

マルガリータさんの手がけたハリネズミの骨格は、背中を覆う針全体がまるでゆりかごのように、小さなハリネズミの身体を包み込んでいます。

どうやらハリネズミの針の部分と身体は骨で結合している訳ではなさそうで、マルガリータさんはハリネズミの身体の骨格を針の部分から外して、手のひらに乗せて見せています。

そんなハリネズミの骨格写真を目にした人たちからは「カメの甲羅みたい」「骨格になってもかわいい」「卵形の椅子に座っているようだ」といった声が寄せられました。

ちなみに日本ハリネズミ協会のウェブサイトによると、日本でペットとして飼育されているハリネズミは「ヨツユビハリネズミ」という種で、背中を覆う針は約3500〜7000本ほどで、針は生えてから18ヶ月ほどで抜け落ちるそうです。

Text by Masumi.D