もうけた子供の数は87人 世界中で精子提供を行う男性
画像はイメージ(Flicker/ Cat Wendt)
子供を望んでいる女性のために、1人のアメリカ人男性が各国を旅して無料で精子提供をしています。
世界中で精子ドナーを続けるアメリカ人男性
精子ドナーバンクは、登録・利用のためにお金がかかります。
アメリカ・ロサンゼルス出身のカイル・ゴーディーさんは、世界中を旅しながら、インスタグラムやウェブサイト「Be Pregnant Now」を通して、子供を望む女性にリモートまたは直接性交によって精子を無料で提供する活動を行っています。
これまでゴーディーさんがもうけた子供の数は、なんと87人。
精子提供は10年前から始めたので、すでに10歳になっている子供もいるといいます。
日本を含むアジアやヨーロッパ諸国も旅しているゴーディーさんですが、直近だとスウェーデン、ノルウェー、イギリス、スコットランドで新たに14人の子供が生まれる予定だそう。
2025年の終わりまでには、子供の数を100人に達成させることを目標にしたいと話しています。
また、少なくとも100人の実子がいるとされるテレグラム創設者のパーヴェル・ドゥロフ氏を追い越したいとも。
世界中に子供を作ることは得意でも、ゴーディーさん自身は恋愛運には恵まれないようです。
2024年、ゴーディーさんはアメリカのテレビ番組でドイツ人の女性と知り合いましたが、8ヶ月で破局を迎えました。
交際中は、ドナー提供を休止していましたが、再び再開。
恋愛を諦めず、精子ドナーとしても「より多くの女性を幸せにしたい」と、ゴーディーさんは願っています。
ただ、精子提供に関する法律は国によって異なり、ドナーの子供同士の近親交配を避けるために、精子提供者が父親となる子供の数を制限している国もあります。
この先、ゴーディーさんの精子を受けて生まれた子供が、「世界中に自分のきょうだいが100人いる」と知った時どのような思いを抱くのか…それを考えると少し複雑ですね。