1.8mのヘビ 捕獲専門業者が驚いた「非常に稀」な発見場所
Matt / Wikipedia Commons
オーストラリア・クイーンズランド州で、住宅の高所に猛毒のイースタン・ブラウンスネークが発見されました。
猛毒ヘビが見つかった場所
クイーンズランド州に拠点を置くヘビ捕獲専門業者「Snake Catcher Sunshine Coast」が、Facebookに詳細を説明しています。
10年以上の経験を持つ業者でさえ驚くほど、ヘビは意外な場所で発見されたといいます。
同業者によると、最初は木に登る生態を持つ無毒の「ブラウンツリースネイクだと思った」と説明。
しかしそれは、体長約1.8mのイースタン・ブラウンスネークでした。
この種はオーストラリアで最も危険なヘビとされ、猛毒を持っています。
通常は低地や草原に生息し、高所に登ることは稀ですが、今回は地上4mの高さに現れました。
捕獲作業は、非常に高い場所での作業となり、大きなハシゴを使用することも検討しました。
しかし、ヘビに近づくリスクもあるため、慎重に専用道具を使ってヘビを安全に収める方法を選択。
途中、ヘビが動く際に圧力を感じる場面もありましたが、冷静に対処し、無事捕獲に成功したのです。
捕獲後、安全な場所にヘビを解放すると、茂みに戻って行く姿が確認されています。
この投稿に、「素晴らしい捕獲です。毒ヘビが木に登らないという言い伝えは覆されましたね」「とてもスムーズで、ヘビにとってもストレスがなかったのでは」といったコメントが寄せられていました。