中国にあるペットが販売された自販機 中で猫が死んでいたこともあり「可哀想だ」
生きているペットを販売するペットの自動販売機が多くの非難を買っています。
ペットを販売する自販機
中国国内で拡散されているペットの自動販売機の動画は、北京市内で撮影されたもの。
そこにはトイレと餌が置かれた狭いガラスケースの中で、ぐったりしている子猫が映っています。
中国メディア『See Hua Daily News』によると、ペットの自動販売機は北京市内だけでなく中国国内の主要都市の駅やショッピングモール内に設置されているとのこと。
また中国ネチズンの中にはガラスケースの中で猫が死んでいるのを目撃した人もいるそうです。
このペットの自動販売機のことを知った人たちからは「動物にとっては地獄だ」「なんて恐ろしいことをするんだ」「この国は命に対する敬意がなっていない」といった怒りの声が上がっています。
こうした声が上がっているせいか、一部撤去されたペットの自動販売機もあるようですが、特に国全体で規制している様子がないため、中国メディアによると「むしろ増えている」とのこと。
また、最近では譲渡用の無料のペットの自動販売機まで登場し、譲渡契約書にサインをするだけでペットを無料でそのまま自宅に連れて帰ることができるそうです。
しかしながら、このシステムは毎月の餌代として月額料金を支払うことになっており、もしペットが早々に死んでしまったとしても2年間は高額な月額料金を支払わなければならないそうです。
無料のものほど高くつくものはないとは、こういうことを言うのでしょう。