「グリコのキャラメルは生産終了?」 噂の真相を江崎グリコに直撃
多くの人に親しまれているグリコキャラメル。
しかし、ネット上では最近「グリコのキャラメルが生産終了したのではないか」という噂があります。
実際はどうなのか、直接江崎グリコに聞いてみました。
「グリコのキャラメルは生産終了した噂」直撃
結論から言えば、グリコキャラメルは現在も販売されています。
NewSphereの取材に応じた江崎グリコ株式会社の広報担当者によると、「グリコキャラメルは当社の創業のきっかけとなった商品であり、創立から100年以上にわたり販売を続けています」とのこと。
グリコキャラメルは1922年に発売され、その名の由来はグリコーゲンからきています。
キャラメル1粒(16.5キロカロリー)には、約300m走るのに必要なエネルギーが含まれており、「1粒300メートル」というキャッチフレーズで広く知られました。
このフレーズは今も多くの人の記憶に残り、昭和から平成、令和と長い間愛され続けています。
では、なぜこのような噂が広まったのでしょうか。
担当者は「スーパーなどでは子供向けのお菓子売り場に置かれることが多く、大人になると目にする機会が減ることが一因かもしれません」と推測しています。
確かに、昔は頻繁に見かけたお菓子が、気づけばどこにも売っていないと感じることがあるかもしれません。
また、一部の店舗で取り扱いが減少したり、売り切れが続いたりした場合に「もう売っていないのでは?」と勘違いされるケースもあるでしょう。
「グリコは、お子様に体の栄養を、おもちゃで心の栄養を提供することを目指しています。
子供たちにすくすくと成長して頂きたいという思いは創業以来変わりません」と担当者は語ります。
江崎グリコ株式会社は今後も製品の製造と販売を継続することを明言しており、「このような噂が流れていることは少し残念ですが、これからも皆様に喜んでいただける商品を届け続けます」とのことです。
次にグリコキャラメルを見かけた際には、その変わらぬ味わいをぜひ楽しんでください。
口に含んだ瞬間、美味しさとともに長い歴史を持つキャラメルの魅力を感じられるはずです。