一番の目玉は「北朝鮮を眺める」 韓国にオープンしたスタバ
画像はイメージ(Flicker/ John Pavelka )
国民の暮らしはベールに包まれ、簡単に足を踏み入れることができず、謎が多い北朝鮮。
このたび、遠くから気軽に眺めることができるようになったそうです。
北朝鮮を眺めることができる韓国のスタバ
アメリカのメディアCNNによると、2024年11月29日、韓国の首都ソウルから北に約32km離れた金浦市にスターバックスコーヒーがオープンしました。
店舗は愛妓峰(エギボン)平和生態公園の展望台にあり、ゆったりとコーヒーを飲みながら、国境を隔てる川をはさんだ対岸の北朝鮮を眺められるといいます。
また同店には望遠鏡も設置されていて、天気が良い日には北朝鮮の農場や建物、道を歩く人たちの様子が見えることも。
同市の市長キム・ビョンス氏は、この場所は「韓国文化の魅力を象徴するユニークな場所」だと述べています。
また近隣に暮らす男性はメディアの取材に対し、「目の前にいる北朝鮮の人たちとおいしいコーヒーを分かち合えたらいいのに」と語り、平和を願いました。
店舗に対し、世間からは「新しい観光地の一つになりそうだね」「行ってみたい!」「北朝鮮の暮らしが垣間見える貴重な場所」「これもまた両国の新たな問題にならないといいけど」「ここをチョイスしたスターバックスがすごい」といったコメントが寄せられ、反響を呼んでいる模様です。