ディズニーランドにある「喋るゴミ箱」 正しいゴミ捨てを来場者に促進
香港ディズニーランドの路上で、しゃべるゴミ箱が大活躍。
「ゴミを食べさせて」と泣いて近寄り、来場者を楽しませています。
香港のディズニーランド、スマートゴミ箱で積極的にポイ捨て防止
大人も子供も楽しめるディズニーランドは夢の国。
話せるゴミ箱がいても、まったくおかしなことではありません。
香港ディズニーランドでは、園内にAIが搭載されたスマートゴミ箱を常設しています。
しゃべるゴミ箱は、「ゴミが食べたい~」「ゴミを食べさせて」「ゴミはないのですか~?」と泣いているような声を出して、人々に近寄ってきます。
突然、スマートゴミ箱に泣きつかれた来場者は、笑いながら持っていたゴミを差し出すと、「あぁ、おいしい。おいしい!」と言って、ゴミ箱はまた別の場所へ移動します。
その光景を見た周りの人たちも笑顔に。
しゃべるゴミ箱の目的は、来場者にゴミはきちんとゴミ箱に捨てるよう促進することです。
ゴミを捨てるというありふれた行為を、創造性とテクノロジーを通じて人々の記憶に残る楽しい体験に変えるアイデアは、夢の国ディズニーランドならでは。
香港ディズニーランドでは、世界的に重要視されている環境問題に、クリエイティブかつ巧みに取り組んでいます。
こんなふうに遊び心のあるゴミ箱なら、大人だけでなく、喜んでゴミをゴミ箱に捨てる子供たちも増えることでしょう。
しゃべるゴミ箱の動画がSNSでシェアされると、たちまち注目を集め、「今まで見た中で一番かわいいゴミ箱」「生き生きとゴミ集めしている姿がいい」「私より社交的」といった声が寄せられています。