中国の広州動物園で飼育されているワニが、あまりにも痩せているとしてネット上で非難の声が寄せられています。

【動画】中国の動物園にいた、背骨が浮き出るほど痩せているワニ

痛々しいほど痩せた姿のワニがいる中国の動物園

動画を見ると、 ワニの全身はかなり細く、背骨が浮き出ていてかなり痩せ細っています。

栄養失調なのか、動きもゆっくりでとても元気そうには見えません。

この映像が中国のSNS上で拡散されると、動物の扱いをめぐって物議をかもす結果となり、多くの人が広州動物園を「飼育放棄」「動物虐待」として非難の声をあげました。

SNSでの非難を受けた広州動物園は、「このワニは虐待されていたわけではなく、胃腸炎の結果、このような姿になった」と声明を発表。 

通常、胃腸炎は細菌やウイルスによって引き起こされ、嘔吐や下痢の症状が特徴的なため、ワニはその病気により痩せ細ったと主張しているようです。

『Oddity Central』によると、動物園の広報担当者は地元の記者に対し、「ワニは現在治療を受けていて、今後は特別なケアが施される予定」と語ったとか。

しかし、この動物園の声明に納得する人はほとんどいなかったようで、「ワニの胃腸炎を動物園はいつまで放置していたのか」という質問も寄せられ、ワニに心配の声があがっています。