悪天候のビーチ岩場でヨガをしていた女性 波にさらわれ死亡
このたびタイの人気リゾート地・サムイ島で、悲痛な事故が発生しました。
岩場でヨガをしていた女性が死亡
NEW YORK POSTによると2024年12月2日、ロシア人女優のカミラ・ベラツカヤさんが、ビーチの岩場に座ってヨガをしていました。
当時、ビーチには強風が吹き荒れており波も高く、大変危険な状況でした。
それにもかかわらずヨガを続けていたカミラさんでしたが、巨大な波が彼女を襲い、いっきに海の中へと引きずり込まれてしまいました。
シンガポールメディアのMust Share NewsのInstagramには、彼女が波に飲み込まれる瞬間ほか、海の中で必死にもがく姿が映っています。
すぐにレスキュー隊が駆け付けたものの、波の高さは3m近くあり海のコンディションが悪く、30分も待機を要請されたそうです。
数日後に、彼女は少し離れた海岸に打ち上げられましたが、残念ながらその場で死亡が確認されました。
また彼女は、婚約者で俳優のグリゴリー・アノキムさんとともに旅行していましたが、その日は「テニスをしに行く」と言い別行動だったといいます。
2人は12月中旬に母国で結婚式を挙げる予定だったそうで、グリゴリーさんは「ビーチでヨガをしているのは知らず、報道で彼女の事故を知った」と話し、途方に暮れています。
この事故に対し、世間からは「自然を甘くみてはいけない」「亡くなってから学ぶのでは遅い」「こんな場所でヨガなんて自殺行為よ」「なぜ危険な場所でわざわざヨガをしたのか理解に苦しむ」など、彼女の行動を疑問視する声が相次いでいます。