「心臓が止まるかと思った」 海岸で目撃された、生き物が絡み合う奇妙で巨大な物体
オーストラリアの海岸で奇妙な物体が打ち上げられ、地元住民を騒然とさせています。
海岸に打ち上げられていた奇妙な物体の正体
初めにそれを発見したのは、ニューサウスウェールズ州ポート・スティーブンスに暮らすスーザン・マッカーシーさん。
早朝にビルビ・ビーチを散歩していたところ、砂浜に長く巨大な漂着物が打ち上げられているのを発見しました。
近付いて見てみると、無数の貝殻や甲殻類が本体にくっ付き、ミミズのような生物も絡まっていたそうです。
スーザンさんは地元住民が集うFacebookのコミュニティーページに尋ねてみることに。
写真や動画を添え「どなたかこれは何なのか、どうやって作られたのか、知っている方はいませんか?」と投稿しました。
発見当時について「興味はあったけれど、心臓が止まるかと思った」というスーザンさん。
投稿は拡散され、「ストレンジャー・シングスに出てきそう」「まるでエイリアン」「謎すぎる」「ぞっとする」「自然ってすごい」「海の近くに住んでいるけど、こんなの今まで見たことない」「かなり珍しいのでは?」など、世界各地で大きな反響を呼びました。
また海外版Yahoo!によると、後日、スーザンさんは別件で国立公園局に連絡した際に、謎の物体について質問してみたそうです。
すると「長い間水中に沈んでいた丸太に、フジツボやエボシガイなど海洋生物が住み着いたのでしょう」との回答が。
こうした形態は珍しいことではないものの、悪天候や荒波が続くと、まれに砂浜に打ち上げられることがあるといいます。