壁に1本のバナナをテープで貼り付けただけの作品 9億円で落札

画像はイメージ(Flicker/ Rachel Bush

アメリカ・ニューヨークで開催されたオークションに、疑問の声があがっています。

【画像】9億円で落札された、壁にバナナを貼り付けただけの作品

バナナを壁に貼っただけのものが9億円で落札

Peopleによると2024年11月20日、市内で大手業者「サザビーズ」によるオークションが行われ、イタリア人アーティストのマウリツィオ・カテランさんの作品が出品されました。

タイトルに「コメディアン」と名付けられたその作品は、白い壁に1本のバナナをダクトテープで貼り付けただけのもの。

当初は100万~150万ドル(約1億5,000万円~2億3,000万円)での落札が見積もられていましたが、なんと624万ドル(約9億6,000万円)で落札されたのです。

落札者は、中国人で仮想通貨起業家のジャスティン・サンさんで、メディアに対し「これは単なる芸術作品ではありません。

芸術、ミーム、仮想通貨コミュニティの世界を橋渡しする文化的現象を表しています。

この作品は将来、より多くの思考と議論を呼び起こし、歴史の一部となると信じています」と語りました。

この報道に対し、世間からは「意味が分からない」「果物をテープで貼り付ければ億万長者になれるのか!」「これに624万ドル?!」「私もリンゴをテープで貼ってみたけど…誰か買ってくれる人いる?」「凡人には良さが理解できない」など、驚きと疑問の声が多くあがり物議をかもしています。

Text by 春野 なつ