行方不明になり溺死疑いで捜査された父親 真相に「家族が可哀想」

画像はイメージ(Flicker/ Mattias Johansson

3人の子供を持つ父親の信じられない行動に非難の声が相次いでいます。

【画像】行方不明になり、溺死扱いとなったはずの父親

行方不明になった父親の真相

abc7によると2024年8月12日、アメリカ・ウィスコンシン州ウォータータウンに暮らすライアン・ボルグワルトさんは、家族に「カヤックに行く」と告げたまま行方が分からなくなっていました。

現場となったグリーンレイク周辺を当局が捜索したところ、転覆したカヤック、車、釣り竿、財布、鍵、免許証を発見。

溺死の可能性を視野に入れ、捜査を続けていたそうです。

ところがその後、ライアンさんは2つめのパスポートを入手していたほか、失踪当日にノートパソコンのデータを消去。

外国の銀行への資金移動についての問い合わせ、航空券の購入、37万5000ドル(約5,800万円)の生命保険に加入していたことが判明しました。

さらにオンラインで知り合ったウズベキスタンの女性と連絡を取っていたことから、彼女に会いに行った可能性が高いとして、当局は家族のためにも戻ってくるよう呼び掛けています。

また6月には、TikTokerの女性が「お悩みに無料でアドバイスします」と企画したところ、ライアンさんが「既婚者だけど、ウズベキスタンの女性に会いに行きたい」と相談している動画が公開されていました。

女性は「まずは奥さんと離婚や今後について話し合ってから…」とアドバイスすると、彼は複雑な面持ちでその場を後にしました。

世間からは「父親として恥ずかしい」「家族がかわいそう」「父親が世界的なニュースになってしまって、子供たちは周りから色々言われているのだろう」「離婚してから行くべきだった」など、多くの非難が寄せられています。

Text by 春野 なつ