テコンドーの試合で敗戦した女の子 コーチの父親が胸ぐらを掴んで平手打ち
1人の父親の行動が今、ネット上で「虐待だ」と物議をかもしています。
【動画】テコンドーコーチの父親が試合で負けた女の子に平手打ち
テコンドーの試合後、女の子が父親から受けた暴力
Must Share Newsによると2024年11月10日、アルバニアのティラナで、子供たちによるテコンドーのヨーロッパ大会が開催されました。
Instagramで公開された動画には、コソボ代表として出場した8歳の女の子の敗戦直後の様子が映っています。
彼女は泣きながら、コーチである父親の元に戻ってきました。
ところが父親は頭を叩いてヘルメットを外すと、少女を慰めるどころか胸ぐらを掴んで平手打ち。
大会役員の男性が父親を注意した後、女性スタッフが少女を抱きしめ慰める姿も見受けられます。
この父親の行動は物議をかもし、テコンドー連盟は攻撃的な行動が見られたとして、6ヶ月間の停職処分を下しました。
父親は地元メディアに「娘をなだめるために平手打ちした」と語り、「負けたとはいえ娘にまだチャンスがあるということを教えたかっただけだ」と弁明しています。
これに対し、世間からは「アンガーマネジメントやカウンセリングが必要だ」「コーチには向いていない」「立派な虐待」「公共の場でこんなことするなら、家ではもっと酷いのかも」「精一杯戦った女の子がかわいそう」など、怒りや同情の声が寄せられました。