目玉焼きにしか見えない海の生き物 「体の中はどうなっているんだ」
SNSに投稿された不思議な動画。目玉焼きがプカプカと海に浮いているように見えます。
プクッと盛り上がった半熟の黄身が美味しそうですが、目玉焼きは水に浮くのでしょうか。
目玉焼きにしか見えないクラゲ
動画の投稿者はディスカバリーチャンネル。
科学、歴史などのドキュメンタリー番組を製作・放映するアメリカのケーブルテレビチャンネルです。
動画のキャプションでは、「この目玉焼きクラゲには呼吸器官、循環系統、排泄器官はなく、それらの機能には大きな表面部分を使っている。クールだね!」と説明されています。
目玉焼きクラゲの学名は「コティロリーザ・ツベルクラータ」。
和名は「チチュウカイイボクラゲ」というクラゲです。
傘の部分を真上から見ると目玉焼きにしか見えませんが、傘の下には印象的な美しい紫色の触手も持っています。
目玉焼きクラゲは刺すことはあっても毒は弱く、アレルギーでもない限りは刺されても無害とのこと。
日本で目玉焼きクラゲは、新江の島水族館などで飼育されています。
新江の島水族館ではコティロリーザ・ツベルクラータのほかに、もう一種類の目玉焼きクラゲ、「サムクラゲ」も飼育されています。
この動画を見た人たちからは、「エイプリル・フールかと思ったら本物なんだね!」「黄身のところを削ってみたい」などといった驚きのコメントが寄せられています。