いたのはスーパーの鮮魚コーナー 見つかった珍しい生き物が水族館で展示

画像はイメージ(Flicker/ Luis Tamayo

1人の子供によって命拾いした、かなり珍しい生き物が話題となっています。

【動画】水族館で展示されることになった青いロブスター

スーパーで見つけた珍しい生き物

CBS6 Albanyによると2024年9月、アメリカ・ニューヨーク州のクリフトン・パークに暮らすダニエル・モラレスさんは、2人の子供たちを連れて地元のスーパーマーケットに買い物に行きました。

鮮魚コーナーを歩いていると、4歳のパーカーくんと3歳のザカリーくんは水槽の中に青いロブスターが混ざっていることに気が付いたそうです。

一家は「不思議だね」と話し、ダニエルさんはそれを写真に収め、地元のヴィア水族館に写真を送りました。

彼女はスーパーマーケットの店員に冗談のつもりで「水族館から電話が来るかもよ」と伝えると、数日後、本当に水族館スタッフが来店したそうです。

そして彼らは青いロブスターを売り場の水槽から救助すると、水族館で展示されることに。

スタッフたちの調査によると、このロブスターの青色は遺伝的欠陥の可能性があることが分かりました。

青いロブスターが発見される確率は200万分の1とかなり稀で、スタッフは「餌によって色が変わる場合があります。特にエビを多く食べると青くなることがあるようです」とメディアに話しています。

この青いロブスターは10月から同館で展示されており、多くの来場客を魅了しているといいます。

世間からは「良い話題でよかった。救助ありがとう」「長生きしてくれるといいね」「救った子供たちが水族館に見に来てくれるといいな」といった声が寄せられています。

Text by 春野 なつ