中国の動物園が犬にしていた偽装行為 「見ていて可哀想だ」
動物を偽装する行為に対し、倫理感が問われます。
中国の動物園で「パンダ犬」が出現し、その正体が毛を染めたチャウチャウ犬であることが明らかになりました。
中国の動物園の行動に批判の声
South China Morning Postなどのメディアによると、中国の広東省南部にある動物園を訪れた来場者が、中国版TikTokの抖音(ドウイン)にパンダ犬の動画を投稿。
動物園が記したパンダ犬の説明には、「私たちはパンダ犬と呼ばれています。チャウチャウを染色しパンダに見立てました。優しく、賢く、フレンドリーで愛らしいです」と記載されていました。
動物園のファン園長は、「当園は『奇妙な動物とかわいいペットの楽園』と名付けられており、そのコンセプトに沿ってパンダ犬を展示しています。実際、パンダ犬は来園者に大変人気があります」とコメントしています。
園側は、パンダを飼育できないため、無毒の染色剤で犬をパンダに仕立てたと主張。
ネットでは、「チャウチャウ犬が可哀想だ」「恐ろしい」など、犬の健康を心配するコメントが多数見受けられました。