ノートが濡れてしまった! メーカーが教える対処法に「すごい!」「神業」
大切な本やノートを濡らしてしまい、ドライヤーをかけて乾かしたらページが波打ってヨレヨレになってしまったという経験はありませんか。
創業1930年のノートの会社、大栗紙工がSNSに濡れたノートを凍らせるという裏技を公開しています。
ノートを濡らしてしまった時はどうする?
まずは表面の水分をタオルで取り、ジップロックに入れて口を開けたまま24時間冷凍しましょう。
取り出して軽く振って霜を落とし、ペーパータオルにはさんで1~2日雑誌でプレスしてください。
ページ同士がくっついているときは、無理に剝がさない方が良いそうです。
紙には乾く最後の瞬間に繊維が縮む性質があるため、濡れた紙をそのまま乾かすと繊維が縮んでシワになったり波打ったりしてしまいます。
ところが濡れたまま冷凍すると、紙に含まれた水分がある程度蒸発するため、縮まずにきれいに乾かすことができるのです。
濡れた本に慌ててドライヤーをかけたり日に当てて乾燥したりすると、繊維が縮んでしまうから紙が波打ってしまうのですね。
この方法は、東日本震災で津波被害にあった文書の処置にも使われました。