視覚に障害がある韓国人 日本の駅での出来事に「障害者に優しい」
公共交通機関を利用する障害者が感じる不便さについて、私たちはどのくらい理解しているのでしょうか。
【動画】視覚に障害を持つ韓国人が日本で出会った感動的な出来事
視覚障害を持つ韓国人YouTuberが、日本での感動的な出来事を語りました。
視覚に障害がある韓国人が感じた感動的な出来事
韓国出身のYouTuber「ハンソル」さんは、視覚に障害を抱えています。
ハンソルさんは、大阪府内にある地下鉄「御堂筋線」を初めて利用しました。
難波駅から梅田駅にある「阪急ツーリストセンター」に向かう道のりを動画で投稿しています。
ハンソルさんは、点字と音声ガイドを頼りに地下へ降りました。
地下鉄の改札口までは、黄色の点字ブロックを頼りに辿り着いたハンソルさん。
周囲を見回していると、1人の女性が切符の対応をしてくれ、無事に改札を通過できました。
改札からホームまでは、掃除のスタッフがエレベーターで案内してくれました。
ホームに着くと、ハンソルさんが女性に声をかけます。
たまたま梅田に行くというその女性が「一緒に行きましょう」と、介助を申し出てくれました。
ハンソルさんが阪急ツーリストセンターまで行くと知った女性は、目的地まで連れて行ってくれることを約束。
歩く速さや改札での切符の取り扱いなど、女性は細かく気配りをしています。
ハンソルさんは、女性のおかげで無事に目的地に到着できました。
点字の内容がやや異なるものの、日本の交通機関は「日本の点字ブロックは整備されており、音声でも案内があるため、障害者に優しい」と評価。
「日本人は、できる限り最後までサポートしてくれて助かりました」と、地下鉄での体験について語りました。
障害を持った方々にも使いやすい公共交通機関と日本人の親切な心は、日本の誇りですね。