日本人に聞いた「アメリカで救急車を呼ぶといくら?」 驚きの声続出
日本で救急車を呼んだ際、ものの数分で駆け付けてくれるうえに、費用もほとんどかかりません。
それは費用が税金で賄われており、万が一入院した際も税金と国民が支払う保険料で医療費の自己負担を軽減させています。
ところがアメリカでは最新で高度な医療が受けられる傍ら、救急車の費用や医療費はかなり高額になります。
アメリカで救急車を呼ぶと?
Asian BossはInstagramで、日本人に街頭インタビューを行う動画を公開しました。
街の人たちに「アメリカで救急車を呼ぶ場合、いくらかかると思うか」を尋ねたところ、5,000円や1,000円以内、高くて2万円といった意見があがりました。
しかし、正解は驚きの1,200ドル(日本円にして約17万6,000円)。
ニューヨークでは救命士の乗車などで変わるものの、8万〜15万円が相場だと言われているようです。
動画に映る日本人からは、「簡単に呼べない」「自力で行くしかない」といった声があがっています。
さらにアメリカでは医療費を補助する政府の財源がないうえ、州や各病院が自由に医療費を決められるのです。
2014年に医療保険への加入を義務化するオバマケアが導入されましたが、貧富の差が激しく、いまだ未加入者も多いといいます。
この動画に対し、世間からは「アメリカのシステムは終わってる」「具合が悪くても我慢するしかない」「日本を旅行中に体調を崩して救急車を利用した。本当に費用がかからなかったうえ、車内で英語の説明書を見せてくれて親切だった」など、様々なコメントが寄せられました。
また「ラスベガスに住んでるけど、救急車を呼ぶのに2,000(約29万円)ドルだよ」「医療費を抑えるために、わざわざメキシコに飛んで病院に行った友達がいる」といった驚愕のコメントも。
近年、救急車をタクシー代わりに利用する人が多いと言われていますが、日本のこの有難いシステムに感謝をしないといけませんね。