国立公園で観光客が悪質行為 動画が拡散後に特定される
2024年4月7日、アメリカ・ネバダ州にあるレイクミード国立保養地のハイキング・スポットで、男性2人による悪質行為が撮影されました。
国立公園で目撃された悪質な行為
Abcによると、彼らは古代からの歴史をも持つ石層岩を次々と破壊し落としていたといい、犯行中の様子がSNSで拡散されました。
この岩は1億4000万年もの年月をかけて形成され、連邦法で保護されている人気の観光地です。
2人の後ろには小さな女の子も映っており、「パパ落ちないで!」と叫ぶ声も録音されています。
この父親は、娘が見ている目の前で悪質行為に及んだのでしょうか。
その後、警察は拡散された映像を元に身元特定の捜査を開始し、人々にも情報提供を呼び掛けました。
そしてこのたび連邦保安官局は、2人をワイアット・クリフォード・フェインとペイデン・デイビッド・ガイ・コスパーと特定。
傷害罪および政府所有物の破壊罪とほう助罪で告発されました。
米国司法省は、彼らが有罪判決を受けた場合、それぞれ最高10年の懲役刑を受ける可能性があると明かしており、10月8日に公判が予定されています。
2人の行為に対し、世間からは「娘がかわいそう」「彼らに重い刑を」「最低な父親」「なぜこんな酷いことをするの?」といった批判の声が寄せられました。
出典:Abc