「人に直撃していたら恐ろしい」 高層ビルの上層階から移民が落としていったもの 

画像はイメージ(Flicker/ nubobo

街中で、1人の男性による大迷惑な行為が撮影されました。

【動画】高層ビルから落とされていく椅子やテーブル

物価高に激昂した移民が高層ビルから家具を落とす

NEW YORK POSTのYouTubeに映っているのは、大勢の人たちが行き交うアメリカ・ニューヨークのマンハッタンです。

動画では、高層ビルの上層階から、椅子やテーブルが次々と道路に落とされていく様子が確認できます。

同メディアによると、落としていたのはジャン・ルーク・オリヴィエさんという男性。

その後駆けつけた警察官によって逮捕されました。

2023年に、ハイチから移民として同国に一家で移り住んだというジャンさん。

犯行の直前には同ビルに入っているハイチ領事館に行き、物価高に対する苦情を訴えていたことが分かっています。

兄のベルナールさんはメディアに対し、その2日前にジャンさんから「みんなが俺を殺そうとしている」といった内容の電話があったことを明かしており、精神科の受診を考えていた矢先の犯行だったようです。

幸いにもケガ人は報告されていませんが、犯行を目の当りにした人たちは皆、パニックに陥っていたといいます。

犯行に対し、世間の人たちからは「これがニューヨーク」「椅子やテーブルが下の人に直撃していたと思うと恐ろしい」「物価高にキレる気持ちは分かる」「すぐに精神科に行くべきだった」といった反応が寄せられました。

出典:NEW YORK POST

Text by 春野 なつ