山奥で車の外に出してもらった犬 飼い主の行動に「ありえない」

画像はイメージ(Flicker/ zhao hui

無責任な男性の行動に、非難の声が集まっています。

【動画】山奥で寂しく飼い主に置いていかれる犬

少し前にアメリカ・テキサス州に暮らす男性が、動物虐待の容疑でダラス警察に逮捕されました。

犬を山奥に置いていった男性が逮捕

WFAAによると、彼は飼っていたジャーマン・シェパードの愛犬「マックス」を自宅から車に乗せると、市内の山奥の道路に車を停め、マックスを降ろしました。

同メディアのYouTubeには、遊びに来たのだと勘違いしたマックスが、尻尾を振って喜びを露わにする様子が映っています。

ところが次の瞬間、男性はマックスを残して車に乗り込み、その場を去ってしまいました。

男性は車を追いかけますが、反対車線にも車が走行しており、かなり危険な状況です。

この一連の様子は現場付近の防犯カメラに収められており、警察は捜査を開始。

匿名の人物から「ガソリンスタンドで働いている男性と似ている」との通報が入り、男性の自宅へ向かいました。

カメラに映っていた車と同じ車両が停まっていたため、証拠となり逮捕に至ったということです。

その後の事情聴取で男性は罪を認めており、マックスは脚に軽いケガを負ったものの、保護され無事でした。

彼の悪質な行為に対し、世間からは「男性も一文無しで僻地に置いて行ったほうがいい」「必死に車を追う姿に泣ける」「可哀想に。次は大切にしてくれる良い家庭に恵まれますように」「捨てるなら最初から飼うなよ」「信じられない」といった非難が寄せられています。

生き物も大切な命です。

大きさや値段に関わらず、飼うと決めた際には最期の瞬間まで、しっかりと責任を持つべきですね。

出典:WFAA

Text by 春野 なつ