大谷翔平が達成した「40-40」 海外の反応

ASSOCIATED PRESS/Ashley Landis

2024年8月23日(日本時間24日)、ロサンゼルス・ドジャース所属の大谷翔平選手が、本拠地にて行われたタンパベイ・レイズとの試合で「40-40」を達成しました。

【動画】大谷翔平が打った40本目の本塁打

大谷翔平が「40-40」を達成

この試合で1番・指名打者として先発出場し、4回第2打席で遊撃への内野安打を放った大谷選手。

そのすぐ後には二盗を成功させ、ついに40盗塁を達成しました。

さらに、追加点がほしい3-3で迎えた9回第5打席、2死満塁で迎えた場面で4試合ぶりの40号ホームランを放ちました。

1シーズンでホームラン40本・40盗塁を達成したのは大谷選手が大リーグ史上6人目となるほか、出場126試合目での記録は史上最速だということです。

大谷選手の一発がサヨナラ満塁弾となり、7-3で見事チームは勝利。

この偉業に対し、MLBは「50-50クラブの唯一のメンバーに近づいている」「ドジャースが勝てるのはオオタニの努力が大きい」と報じています。

チームメイトのクレイトン・カーショウ選手も「毎晩、彼はリハビリしながらも、投球の準備を整え、何か特別なことをしている。本当に素晴らしい」と、陰ながらの努力を明かしました。

またESPNは、大谷選手がこれほど華麗に野球史に名を残したことは驚くに足らないとしたうえで、「さらに驚くべきは、すでに40-40クラブにいる他の5人の誰よりも早くそこに到達したかだ」と伝えています。

これまでの最速は2006年のアルフォンソ・ソリアーノ選手による147試合目でしたが、大谷選手は126試合目で達成。

ほかにも「今年中に彼は50-50を達成するペースで、これはかつてない、いや、実際に近づくこともなかった驚異的な偉業だ」と期待を寄せています。

さらにLos Angeles Timesは「彼はナ・リーグMVPの圧倒的な最有力候補として最終段階に入り、さらなる歴史を刻もうとしている」と言及。

50-50の可能性について「それは誰も成し遂げたことがないですが、この男とあと1ヶ月以上野球ができるなら、何でもありだと思います」というデーブ・ロバーツ監督の発言を取り上げています。

大谷選手の活躍に、世間からも「40-40おめでとう」「彼は歴史だ!」「50-50いったらマジですごいよ」「日本の誇りです」「ケガだけには気を付けて」など、数々の称賛が寄せられました。

出典:MLBESPNLos Angeles Times

Text by 春野 なつ