ハサミ紛失で新千歳空港が一時閉鎖 海外の反応

画像はイメージ(Flicker/ inunami

新千歳空港で、出発ゲート内の店舗からはさみが紛失し、空港が閉鎖する事態が発生しました。

【動画】ハサミ紛失で騒然とした新千歳空港

海外メディアも取り上げるなど、国内外で注目されています。

ハサミ紛失で空港の一時閉鎖に海外も注目

騒動が起きたのは、2024年8月17日のこと。

この店舗は保安検査を通過した制限区域内である出発待合エリアにあります。

制限区域内では、ハサミなど危険物の持ち込みが禁止されています。

安全のため乗客が保安検査をやり直すなど、お盆の帰省客で混雑していた空港は一時騒然となりました。

この影響で17日午前中、空港が一時閉鎖。

約2時間にわたる空港内点検の後、保安検査は再開されましたが、36便が欠航し、201便の発着が遅延しました。

翌18日、ハサミは従業員によって店舗内で発見されたそうです。

ハサミは通常、金庫で管理されているそうですが、紛失原因については現在も調査中だと伝えられています。

この出来事を報道したイギリスメディアのBBC公式X(旧:Twitter)には、「ハサミごときと侮ってはいけないよ」「安全は大事だけど、ハサミの紛失で欠航はやりすぎじゃない?」といった反応が上がっていました。

またインドメディアFirstpostの報道には、「店内で見つかって何より」「史上最も愚かなことだ。ハサミで飛行機を乗っ取れるわけがない」などのコメントが寄せられています。

万が一の事故を未然に防ぐためには、小さなトラブルも見逃さない危機管理が必要と言えます。

出典:BBC News (World)ABS-CBN NewsFirstpost

Text by 本間才子