世界中で飲まれているインスタントコーヒー 発明したのは日本人

画像はイメージ(Flicker/ Tatsuo Yamashita

雑学は知らなくても全然困らないような情報でも、知っていればお友達から一目おかれること間違いなし。

コーヒーブレイクなどの際に、思い出してみてください。

インスタントコーヒーを発明した日本人

お湯をそそぐだけで手軽に楽しめるインスタントコーヒーは、世界中で愛されています。

朝起きて最初に自宅で飲むコーヒーは、インスタントコーヒーという人も多いのでは。

インスタントコーヒーを発明したのは日本人。

1899年、アメリカのシカゴに在住していた日本人科学者の加藤サトリ博士は、緑茶を粉末化する実験中にコーヒーへの応用を思いつきました。

コーヒーの抽出液の粉末化に成功した加藤博士は、1901年に世界発のインスタントコーヒーを発表。

1903年には製法の特許も取得しましたが、残念なことにあまり注目されず、商品化されませんでした。

その後アメリカ人の発明家が、加藤博士の製法とは別の製法でインスタントコーヒーを作って特許を取得しました。

インスタントコーヒーが商品化された当時は第一次大戦中の最中。

戦地で手軽に楽しむことができるインスタントコーヒーは、やがて一般の人たちの間にも普及したのです。

Text by 千草ルシア