陸上大会で競技中の選手から注意された青年 キレて殴る
アメリカ・フロリダ州のオセオラ郡キシミーで、高校生たちによる陸上競技大会が行われていました。
YouTubeの動画には、1,600m走に出場した男子高校生たちが、トラック内を走っている様子が映っています。
陸上大会で競技中の選手が殴られる
ところが突然、1人の青年が前を走っていた選手の頭を殴ると、彼はそのまま倒れ動かなくなってしまいました。
NEW YORK POSTによると、加害者の青年はこのレースに出場していなかったといい、この少し前に殴られた選手から道を譲るよう注意を受けていました。
オセオラ郡保安官事務所は、これに怒った加害者が、仕返しとして選手を殴ったと考えているようです。
被害者の青年は命に別状がなかったものの、完走できなかったうえ、ケガの程度も明かされていません。
またこの事件は刑事告訴されませんでしたが、TMZによると、加害者が通う高校の担当者は、フロリダ州高校体育協会の役員と協力して、どのような懲戒処分を下すべきか話し合ったということです。
この事件に対し、世間からは「レースに出場していないのに走るなんて意味不明」「かなり邪魔だし大迷惑」「殴られるべきは加害者の方だろ」といった非難が多数寄せられました。
ほかにも「人種差別も絡んでいるのかな」「告訴されなかったなんて信じられない」「被害者の青年は何事もないといいな」など、様々な声があがっています。
出典:NEW YORK POST、TMZ