スケートボードで銅メダルを獲得した選手 メダルの劣化スピードに「大した品質ではない」
アメリカのスケートボード選手がパリ五輪のメダルの質について苦言を呈し、話題になっています。
銅メダルの劣化具合に嘆くスケートボード選手
現地時間7月29日のパリ五輪男子ストリート決勝で、銅メダルを獲得したナイジャ・ヒューストン選手。
自身のInstagramストーリーで、「銅メダルが劣化している」と指摘する動画を投稿しました。
「もらったばかりのメダルはきれいなんだよ」というヒューストン選手。
ところが、「汗をかいた肌に身に着けたり、友人に触らせたりしているあいだに、大した品質ではないことに気づいた」といいます。
投稿され映っているメダルは所々、色が剥げてしまい、劣化したような見た目です。
ヒューストン選手は、「メダルの品質を向上する必要がありそうです」とコメントしました。
パリ五輪のメダルデザインは、フランスの老舗ジュエラー「Chaumet(ショーメ)」が手掛けています。
近代オリンピックの第1回大会から授与されたメダルは約3万6,600個にのぼります。
過去のメダルとは異なり、今回のパリ五輪ではエッフェル塔のオリジナル金属が6角形に形作られ、唯一無二のデザインとしてメダルに組み込まれています。
一般の視聴者が本物のメダルについての後日談を聞けることは貴重であり、ヒューストン選手の意見は非常に興味深いですね。
出典:nyjah