パリ五輪に出場していた競泳選手が追放 理由は「競技終了後も滞在し観光していたから」
パリ五輪で、パラグアイ代表の競泳選手が選手村から追放され、話題になっています。
パラグアイ代表の競泳選手が追放される
話題の渦中にいるのは、パラグアイ競泳代表のルアナ・アロンソ選手です。
現地時間2024年7月27日、女子100メートルバタフライの予選に出場したアロンソ選手は惜しくも敗退。
その後、自身のInstagramで「公式発表です。水泳から引退します。パラグアイの皆さんに、感謝の気持ちしかありません」と引退宣言を発表しファンを驚かせました。
ですが「The Sun」によると、自身の種目が終了したにもかかわらず、アロンソ選手は選手村に留まっていたのです。
パリ市内やディズニーランドを無断で観光していたといいます。
これを受けて、パラグアイオリンピック委員会の責任者であるラリッサ・シャエレル氏が声明を発表。
「彼女の存在がチームパラグアイに不適切な雰囲気を作り出しています」としたコメントを発表し、直ちにアロンソ選手を帰国させることを決定しました。
パラグアイの地元ラジオ「モニュメンタル AM 1080」とのインタビューでシャエレル氏は、「彼女についてはプロセスの厳守に問題がありました。コーチにすら連絡していませんでした」とアロンソ選手の行動について言及しています。
この騒動に対しネットでは、「競技に出場しないのなら問題ないのでは?」「自国が経費を払っているから従うべき」などの意見が寄せられていました。
オリンピックでは規則を守ることが国の代表としてのマナーであり、スポーツマンシップの基本ということですね。