「日本人として許せない」 原子爆弾を商品名にしたエジプトのハンバーガー店

画像はイメージ(Flicker/ 著作者名

広島と長崎への原爆投下は、二度と繰り返されてはいけない悲劇として日本人の胸に刻まれています。

【画像】「HIROSHIMA BOMB」が商品名のハンバーガー

被爆者に敬意と弔いを示そうという姿勢は、世界中の平和を愛する人々が共通して持つものです。

しかし、そんな被爆者の尊厳を傷付けるような悲しい出来事が報告されています。

エジプトのハンバーガー店に日本から批判集まる

Xにて注目を集めたのは、「日本人として許せない」と批判を浴びたエジプトのアスワンにある飲食店。

「Nagasaki」というこちらの店では、原爆をネタにしたハンバーガーが販売されています。

店名だけでなく、メニュー表には「HIROSIMA BOMB」「NAGASAKI FLARE」という目を疑うようなネーミングが並び、倫理観が欠如してると言わざるを得ないコンセプトです。

更にクチコミでは外国人価格として料金を上乗せされたという日本人も少なくありません。

このような不謹慎な店に対し、Xでは怒りの声が次々に寄せられました。

「酷すぎる」

「広島、長崎の資料を渡したい」

「胸糞悪い」

原爆の惨禍を決して忘れず、語り継ごうとする私達にとって、このような非人道的な行為は断じて許すことができません。

平和への祈りが人類全体のものとなるように、エジプトに限らず、世界中に原爆についての正しい知識を発信していく必要があります。

出典:Nagasaki – ناجازاكي 

Text by 楊文果