パリ五輪競泳で英国選手が「あまり知られていない」ルールで失格 海外の反応

ASSOCIATED PRESS/Ashley Landis

2024年8月2日現在、フランスのパリでオリンピックが開催されています。

【動画】「あまり知られていないルール」で失格

毎日様々なドラマが報じられていますが、イギリス代表の水泳選手が物議をかもしているようです。

パリ五輪競泳であった予期せぬ失格

7月31日、ルーク・グリーンバンク選手は男子200m背泳ぎに出場。

予選4組で、ドイツ代表のルーカス・マルテンス選手を抜いて泳ぎ終えたルーク選手は、準決勝への進出を確信した表情を見せていました。

しかしビデオリプレイの確認が終わり、スクリーンを見たルーク選手は頭を抱え、膝を地面につき愕然しました。

FOX NEWSによると、彼はレースのスタート時に15mのラインを超えて水中にいたため、なんと「失格」となってしまったのです。

背泳ぎは潜水してスタートしますが、潜水可能な距離が定められており、The Sunは「あまり知られていないルール」だとタイトルで伝えています。

その後、ルーク選手はインタビューにて「なんと言ったらいいか分からない。調子はとても良いのに、本当に腹立たしくがっかりです」と胸の内を明かしました。

ルーク選手に対し、世間からは「落胆の様子が見ていて心が痛む」「これまでの努力が水の泡だと思うと同情する」「かわいそう」「公なルールとして大きく知らせるべき」といった声が寄せられています。

彼は2020年に行われた東京五輪の同種目で銅メダルを獲得しており、今回もメダルが期待されていました。

Text by 春野 なつ