パリ五輪で韓国と北朝鮮の選手が仲良く自撮り 海外の反応

ASSOCIATED PRESS/Petros Giannakouris

2024年8月1日現在、フランスのパリで開催されているオリンピック。

【画像】韓国と北朝鮮の選手が仲良く自撮り

日々様々なドラマが展開され話題となっていますが、韓国と北朝鮮の絆が人々に感動を与えているようです。

パリ五輪で北朝鮮と韓国の選手が揃って自撮り

現地時間7月30日に行われた卓球混合ダブルス。

中国のワン・チューチン選手とスン・インシャ選手組が優勝しました。

北朝鮮のリ・ジョンシク選手、キム・クンヨン選手組が銀メダル、韓国のイム・ジョンフン選手とシン・ユビン選手組が銅メダルを獲得していました。

その後表彰式に参加した6人は、イム選手の呼びかけに応じて仲良く自撮り。

この様子を報じたAFPも、選手たちを「国境を越えた絆」と称えています。

またイム選手は表彰式の後、インタビューに対し「北朝鮮の選手たちが銀メダルを渡された時、祝福の気持ちでいっぱいでした」と明かしたそうです。

韓国ではこの様子を広く国民に伝えており、ある解説者も「これが真のオリンピック精神です」と語りました。

アジアのなかでも昔から、北朝鮮と韓国は国同士の緊張が高まっていることで知られています。

そんな両国出身の選手たちの行動に、世間からは「1枚に中国、韓国、北朝鮮の選手たちが納まっている。なんて素敵なことでしょう」「世界中がこうであるべき」「平和とリスペクトを」「いつの日か北朝鮮と韓国が和解できますように」といった数々の称賛が寄せられました。

出典:olympic

Text by 春野 なつ