結婚指輪をセーヌ川に落としたパリ五輪出場選手 妻への謝罪文に「素敵な発想」

ASSOCIATED PRESS/ Luca Bruno

2024年7月31日現在、フランスのパリで行われているオリンピック。

【画像】セーヌ川に結婚指輪を落とした選手

各種目で様々な熱戦を繰り広げ、私たちを感動させてくれます。

そんななか陸上男子走り高跳びに、イタリア代表として出場するジャンマルコ・タンベリ選手が世間の注目を集めています。

五輪出場選手が結婚指輪を落とした後の感動的な出来事

彼は26日に行われた開会式で、結婚指輪をセーヌ川に落としてしまいました。

イタリア国旗を持っていた際に左手薬指から抜け落ちてしまったそうで、「指輪が水中に落ちていくのを見た」とタンベリ選手はInstagramに綴っています。

原因は大会に向けて減量をしていたことや、雨の中大きく旗を振り、盛り上がり過ぎてしまったことにあるとのこと。

パリは、「愛の都」としても知られています。

タンベリ選手は「指輪は愛の街の川底に永遠に残ることでしょう」とし、続けて「この出来事の背景には、なにか詩的な物事が含まれている気がする」と語りました。

愛する妻に向け「君が望むなら、君の指輪もセーヌ川に投げ入れよう。2人が永遠に一緒にいられるように」と綴るとともに、「金メダルを取る前兆かもしれない」と述べました。

Instagramのコメント欄には「素敵な発想」「金メダルが一番のプレゼントね」「その後、奥さんのも投げたのかな?」「奥さんへの愛が伝わってくる」「応援しているわ!」といった声が寄せられています。

出典:gianmarcotamberi

Text by 春野 なつ