「ちょっと外出でエアコンを切る」は節電になっている? ダイキンの説明に「そうなんだ!」

画像はイメージ(Flicker/ Masaki Shiina

エアコンが欠かせないこの季節、電気代のことを考え、こまめにオン・オフを繰り返していませんか?

【動画】「ちょっと外出」でエアコンを切るのは意味がある?

総合空調専業企業のダイキン工業株式会社は、TikTokであるライフハックを明かし「この時期助かる」と注目を集めています。

エアコンの「オン・オフ」繰り返しは良くない?

同社によると、エアコンの電気代は起動時に最も多くの電力を消費するため、30分以内のこまめなオン・オフは逆に電気代が上がってしまうんだとか。

図で見ると、つけっぱなしの際の電気代は最初の起動時に跳ね上がっているものの、その後は低い位置で一定を保っています。

一方、短時間で再び起動した場合、電気代の跳ね上がりも同じく2回起こっていることが分かります。

実際に同企業が実験してみたところ、日中は35分まで、夜は18分までの外出ならつけっぱなしにする方が節電になることが判明しました。

また時間帯によっても異なり、日中9:00~18:00の外気温の高い時間帯は、「つけっぱなし」の方が消費電力量は少なく、一方で18:00~23:00の時間帯は、「こまめにオン・オフ」をする方が消費量は少ないという結果になったそうです。

部屋の中で過ごす時間帯や、どれくらいの時間外出するかによって、エアコンの電源をつけっぱなしにするか切るかを考えることが最適のようですね。

出典:ダイキン工業TikTokダイキン工業ウェブサイト

Text by 春野 なつ