ペットボトルを繰り返し使うのは大丈夫? 大塚製薬の説明に「聞いてよかった!」
ペットボトル入りの飲料を購入することは、現代人の日常的な習慣です。
買った後のペットボトルについて、ペットボトルを再利用している人も多くいることでしょう。
ですが大塚製薬はウェブサイトで、衛生面などの危険性を指摘し、使い捨てを推奨しています。
ペットボトルを再利用するのは良くない
ペットボトルを繰り返し使うことで経済的だったり、環境に優しかったりするかもしれません。
実際、SNSを見ると「ペットボトルに粉末のポカリスエットを溶かしている」「ペットボトルを水筒代わりに使っている」といった人も見受けられます。
本来、ペットボトルは繰り返し使うことを想定した製品ではなく、長期間の再利用には向いていません。
何度も使い続けると、ボトルが次第に変形したりヒビが入ったりするケースが少なくありません。
内容物がにじみ出してくる危険性も高まります。
さらに衛生面での問題も看過できません。
ペットボトル入り飲料は、工場では無菌設備で作られているものの、一度キャップを開けた時点で外気に触れて雑菌が侵入してしまいます。
キャップを開閉する度に空気中の細菌やカビが入り込みやすくなり、蓋や内壁の凹凸に細菌が溜まって繁殖されてしまうのです。
事実、SNSには「ペットボトルの中にカビが生えていた」という衝撃的な体験談が多数投稿されています。
一部で「自分は長年再利用していて問題ない」と主張する人もいますが、「目に見えなくても健康被害のリスクは潜在的にある」と警告されている状況です。
また、ペットボトルに熱い飲み物を入れることは想定されていません。
そのため、お湯などの温かい飲み物を入れる際は、ボトルが溶けて変形し、中身が漏れ出る恐れもあります。
このように、様々な理由から一定数の人はペットボトルを再利用していますが、そうした行為は衛生面や安全面で危険になりかねません。
水筒を買ったり、使い捨ての紙コップを使ったりなど、ペットボトルを再利用しないようにすることが賢明でしょう。
サントリーもSNSで注意喚起しており、「再利用してたから気をつけよう」といった反応が上がっていました。