「嫌な思いをした」 ゆりやんレトリィバァが海外で受けた人種差別
様々な人種が暮らす欧米では、差別がいまだ根強く残っており、大きな問題となっています。
差別と聞くと、アフリカ系アメリカ人を対象にするイメージがありますが、多くのアジア人もその被害に遭っています。
お笑い芸人で、2024年秋冬から拠点をアメリカに移すことを発表しているゆりやんレトリィバァさんも、人種差別を受けた経験を持つ一人だといいます。
ゆりやんレトリィバァがかつて受けた差別
彼女は少し前に、千原ジュニアさんのYouTubeチャンネルに出演し、ニューヨークでの体験を明かしました。
お笑いコンビ「コロコロチキチキペッパーズ」のナダルさんに「向こうで嫌な思いとかしてない?」と聞かれたゆりやんレトリィバァさんは、「結構しました」と回答。
タクシーをぼったくられたり、バカにされたりしたことがあると話しています。
日本で言うところの「漫談」に近い、スタンドアップコメディを披露するライブハウスで飛び込み出演をした際、MCの人に出身を尋ねられたゆりやんレトリィバァさん。
「日本から来ました」と答えると、そのMCに「つっ…」と吹き出しながら嘲笑されたといいます。
ほかにも「何を言ってるか分からなかったんですけど、しゃべり方とかもマネされて、なんかバカにされた」と当時の状況を振り返りました。
しかしその後、バカにしてきたMCは自ら舞台に立ち、下ネタを交えたギャグを披露したものの、彼女は「全然おもんなかった」と一喝しました。
この体験に世間の人たちからは「がんばれ、ゆりやん」「人種差別は良くない」「いつか差別がなくなる日が来るといいな」「チャレンジ精神の塊」「女性芸人って言い方が違和感ある」「ゆりやんは人間もできてるし凄い」といった声が寄せられているようです。