Amazon配達員が激怒 「ガソリン代8500円は自腹で払えというの?」
Amazonの配達員として働く女性が、トラックに自腹でガソリンを入れるよう指示されていたことをTikTokで明かしました。
Amazon配達員がガソリン代の自腹に激怒
Amazonの配達員である女性は、「今日でAmazonを辞めるかもしれない」と切り出しました。
配達に使っていたトラックは、給油が必要な状態でした。
朝に2時間待ちガソリンを入れようとしたところ、会社から自腹の指示を受けたといいます。
その後、払い戻しを受けることを言われたといいますが、「昼ごはんがポテトチップスと水の私に、ガソリン代に8,500円も払えと言うの?」と怒りをあらわにしました。
女性はその日生理日にあたり、すでに気分がイラついていたとのこと。
「母親に休むように言われたアドバイスを聞けばよかった」と振り返ります。
さらに不運だったのは、トラックのスライドドアが壊れていたことでした。
配達中は荷物が盗難されないよう、警戒しなくてはならなかったのです。
女性は「マクドナルドとかで働く従業員は、時給3,000円もらってエアコンの下でいられる」と他の仕事と比較。
Amazonでは、エアコンなしの環境でそれほどの報酬もないと不満を漏らしました。
米メディア『People’s World』によると、近年では最大規模となる15,780人のAmazon配達員がAmazonへ賃金の苦情を訴えているとのこと。
Amazonは配達距離や配達回数に関係なく、定額支払いで配達員を雇用しています。
ガソリン代やタイヤ代、消耗品などは、領収書との引き換えで返金のはずですが、手順を踏んで回収できている配達員は少ないと指摘しています。
Amazonが今の地位を築けたのは従業員のおかげでもあります。
適切な報酬と待遇を提供することが企業の責任であると言えるでしょう。