理容店前によくあるポール 色の意味、知ってる？
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理容店などで目にするポールの色の意味は？
理容店といえば、赤、青、白の3色がぐるぐる回るサインポールを思いうかべる人が多いのでは。
あの3色には何の意味があるのでしょうか？
諸説ありますが、答えは赤は動脈、青は静脈、白は包帯です。
もとは中世ヨーロッパで理容店が外科医のような役目をしていたためと言われています。
当時、病気は悪い血が集まって起こると考えられていました。
理容店は刃物を扱う仕事であったため、病気の人の悪い血を抜く、「瀉血（しゃけつ）」と呼ばれる外科手術をしていたのです。
外科手術中は患者に棒を握らせていましたが、棒に血がついていることもあったため衛生観念から赤く塗りました。
手術を終えた理容店が棒を洗って包帯と干していたところ、包帯が風に吹かれて棒に巻き付いたのが現在のサインポールの原型と言われています。
後に理容店と外科医が分離された時、外科医は赤と白の看板、理容店はそれに青を加えることが定められたため、赤、青、白の看板になったとも言われています。
どちらにしても、あの3色は理容店がその昔外科医を兼ねていたことに由来しているのですね。
