チャールズ国王が日本語で天皇皇后両陛下にスピーチ 海外の反応
国際親善のためイギリスを訪問中の天皇皇后両陛下。
チャールズ国王夫妻から、晩餐会で「英国にお帰りなさい」と歓迎を受けた様子が話題になっています。
チャールズ国王が天皇皇后両陛下にスピーチ
現地時間の25日夜、天皇皇后両陛下は歓迎の晩餐会に出席のためバッキンガム宮殿を訪問。
チャールズ国王は晩餐会で、日本語を交えたスピーチを行いました。
その冒頭で「英国におかえりなさい」と日本語で両陛下に語り、歓迎の気持ちを表現したのです。
また、「今年50歳になるある人物について話をさせてください」と話題を切り出したチャールズ国王は、「ロンドン郊外で双子の姉妹とともに育ち、数十億ドルの資産を持つ起業家です」とその人物の背景を説明しました。
そして、「ハローキティに幸せな誕生日を願います」と言い、会場を和ませました。
チャールズ国王は「親交と前向きな気持ちで、天皇陛下と日本国民に次の400年先の友好を込めて」とのコメントに合わせ、日本語で「乾杯」と述べています。
天皇陛下も、「今後とも日英両国がかけがえのない友人として、人々の交流を通じて真にお互いを理解し合う努力をたゆまず続け、永続的な友好親善と協力関係を築いていくことを心から願っています」と述べられました。
ネット上ではこのスピーチに対し「『お帰りなさい』の言葉は、嬉しかったのではないでしょうか」「日本のことをよく知っていますね」といった反応が上がっています。
日本語や日本の人気キャラクターをスピーチに盛り込むあたり、チャールズ国王の気遣いとセンスの良さが感じられますね。