日本で目にする落とし物、空港職員 海外から絶賛の反応が寄せられる理由

画像はイメージ(Flicker/ Tito & Eva Marie Balangue

日本のおもてなし文化ときめ細かなサービスは、世界でもかなり有名となっています。

【動画】海外が絶賛する日本の落とし物や空港職員

外国人による日本の風景や文化を集めたInstagramアカウント「japan.explores」では、日々多くの投稿がされており、そのなかの一つが話題を呼んでいます。

日本の「落とし物」文化に海外で感動の声

まず「日本の文化でこんなに感動したことはない」といったキャプションが添えられた動画には、落とし物のハローキティの人形が映っています。

雨に濡れたり汚れたりしないよう、ビニール袋に包まれており、拾った人の優しさが伝わってきますね。

次に紹介しているのは、空港で働くスタッフの方たち。

手荷物受取所でスーツケースを取りやすいように並び替える職員や、離陸前の飛行機に向かって、忙しいなか手を振って見送るスタッフの姿を紹介しています。

さらに福岡県柳川市の名物・川下りでの一コマも。

舟が橋の下を通過する際、船頭が橋に登り舟にジャンプして戻る、通称「橋越え」のパフォーマンスを投稿しています。

ほかにもグラスの下からビールが注がれる不思議なマシーンや、紐を引っ張るだけで温かくなる駅弁も、外国人にとっては驚きのようです。

また私たち日本人でも「日本人らしい」と感じてしまう行動も。

電車内の広告を一瞬で張り替えるスタッフの男性ですが、車内から降りる際に一礼をしています。

このように、私たちにとっては当たり前に目にすることも、海外の人にとっては珍しいのでしょう。

コメント欄には「日本は世界でも最高な国の一つだ」「初めて日本を旅行した際、空港スタッフが落とし物のジャケットの持ち主を探していた。それは私の物で、落としたことに気が付かなかったからすごい助かった」「日本の道端でパスポートを落としたことがあったけど、探しに行ったらまだちゃんとそこにあったの!素晴らしいと思ったわ」「新婚旅行で日本に行ったけど、生涯で最高の旅行だったよ」など、嬉しい声が数多く書き込まれています。

Text by 春野 なつ