日本で無賃乗車をした外国人が欧州議会の議員に 海外の反応

画像はイメージ(Flicker/ MIKI Yoshihito

日本で無賃乗車をしたとして、問題視された悪ふざけ系YouTuberが欧州議会に当選して話題になっています。

日本で無賃乗車をした外国人が議会議員に

当選したのは、キプロス出身のユーチューバーであるフィディアス・パナイオトゥさん。

約260万人のフォロワーを持つ「フィディアス」として知られる悪ふざけ系YouTuberとして知られています。

イーロン・マスクなど100人の著名人とハグする企画や、一週間の棺桶内生活、空港での一週間の無料滞在など、大胆な投稿で注目を集めてきました。

2023年、日本で新幹線の無賃乗車や5つ星ホテルの朝食代を回避する動画を投稿したことで非難を浴び、謝罪していました。

BBC』などによれば、パナイオトゥさんは3番目に多い19.4%の票を獲得し、欧州議会のメンバーに選出されたとのこと。

パナイオトゥさんは以前、テレビ番組『アルファ・キプロス』に出演した際、「投票した経験がなく、政治やEUの知識も乏しいが、ブリュッセルでの『オタク』の支配に耐えられない」と述べていました。

立候補の動機については、「選出が目的ではなく、若者が政治に参加することを促進することが目的」と語っていました。

この出来事を受けて、海外の掲示板redditでは、「キプロスには、タダ乗りや無銭飲食以上に大きな問題がある」「彼はEU議員としてまたタダ乗りを続ける」といったコメントが寄せられていました。

いまや政治家も人気投票で決まる世の中になったという事でしょうか。

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Text by 本間才子