機内のプレミアム座席に座っていた日本人 他の乗客から損する席替えをお願いされる

画像はイメージ(Flicker/ Haydn Blackey

日本人には、他人からお願いをされたときに断りづらい気質があるようです。

【動画】日本人乗客が損する提案を庇った女性

機内でプレミアムシートに座っていた乗客が、隣に座っていた日本人を助けました。

8列目から26列目に席移動をお願いされた日本人女性

この動画を投稿したのは、「Not it」というTikTokアカウント名の女性です。

投稿者はある日、ハワイからシアトルまでプレミアムエコノミー席で搭乗していました。

投稿者の席は8列目で、3人席の窓側席でした。

真ん中には、投稿者曰く日本人らしきアジア人女性が座っていたとのこと。

通路側には、別の女性が座っていました。

通路側の女性は、友人と搭乗していた様子。

26列目に座っていたその友人は、投稿者の隣にいた日本人らしき女性に、「自分の席とかわってほしい」と頼みに来ていました。

その友人は、「私の席は窓側で、真ん中よりいいわよ」と日本人女性に提案。

日本人女性は、承諾したかのように立ち上がろうとします。

しかし26列目はトイレの近くで、プレミアムシートではありません。

このまま日本人らしき女性が席替えをすると、損してしまうことになるのです。

そこで投稿者は「コーニー、座って」と介入。

投稿者は日本人女性を咄嗟に「コーニー」と呼び、「私たちは一緒に旅行しています」と嘘をついて庇おうとしました。

26列目にいた相手はそれに気づき、「あなたたちは一緒じゃないでしょ。でっち上げだわ」と反論。

投稿者は、日本人女性に広東語で話しかけましたが、通じていませんでした。

しばらく話を続けていた投稿者に、日本人女性も気付いたのか日本語で返答し始め、「26列目に戻ってください」と提案してきた人に目くばせをしたそうです。

投稿者は最後に、「友人と一緒に座りたいなら、予約の時にそうすればいいのです」と忠告しました。

Text by 本間才子