「体調不良で仕事を休みたい」と伝えた従業員 上司の一言で退職を決断

画像はイメージ(Flicker/ James Williams

最低賃金で働く人達にとっては、病院に行くことはそう簡単ではないようです。

【動画】「体調不良で休みたい」と伝えて返ってきた上司の一言

「医者の診断書が無いなら無断欠勤」と上司に言われた従業員が、その後退職しました。

「体調不良で休みたい」と上司に伝えた結果

アカウント名「trustmebrotrust」さんは掲示板プラットフォーム「Reddit」に、上司とのやり取りのスクリーンショットを投稿。

投稿者は上司に対し、「一晩中冷や汗で熱がある。身体のあちこちが痛いので今日は出勤できそうにないです」と報告しています。

上司は、「医師の診断書をもらってきてください」と返信していました。

投稿者は、「もう3年も医者に行っていません。熱くらいで医者に行くお金もないし、昨日は時給8ドル(約1100円)だったんです。その診察は会社でカバーされますか?」と質問しています。

上司は、「いいえ、でも医師の診断書がない限りは出勤しなければなりません」「発熱だけなら出勤しても問題ない。そうですね?働き方次第で手取りは変わりますよ」と返信したのです。

その反応に投稿者は、「分かりました。休憩室で一日中携帯をいじっているのは楽しいでしょうね。私は辞めます」と送信し、自ら会社を辞めたようです。

投稿者はコメント欄でも、「シフトの何時間も前に連絡を入れたんだ」「求人票には時給になっているけど、結局出来高制だった。面接の日は、面接官すら待機してなくて、制服は大麻のような臭いが充満してた」と、杜撰な職場を語っていました。

Text by 本間才子