酢で足湯すると何がいいのか? 10分でできる足のトラブル対策

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◆酢1:温水2で混ぜるだけ
 メディカル・ニュース・トゥデイは、自宅で行う酢足浴の具体的な手順を詳しく解説している。

 基本となる混合比率は、酢1カップに対して温水2カップだ。この割合をキープしながら、足が十分に浸かる量まで容器に注ぎ足してゆくとよい。

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 足浴の時間については、1回あたり10〜15分、最長でも20分までが適切だ。長すぎると酸の作用により、皮膚がダメージを受けるおそれがある。症状の改善が見られるまで、必要に応じて毎日この酢足浴を繰り返すよう同記事は勧めている。なお、足浴の前後には、一般的な石鹸で足を洗浄するとよい。

 使用する酢の種類については、どの酢でも大きな効果の違いはない。ただし、ハーブや果物由来の風味付きの酢は、余分な成分が含まれていることがあるため使用を避けるべきだ。

 なお、酢と水の割合は必要に応じて調整してもよい。ヘルス・ラインは、「基本的な酢と水の配合比は1対2」としながらも、「この(割合で)希釈した足浴に問題なく耐えられ、効果が感じられない場合は、より強い濃度の足浴に移行することも可能」としている。足の皮膚を傷めないよう、慎重に濃度を調整したい。

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Text by 青葉やまと