酢で足湯すると何がいいのか? 10分でできる足のトラブル対策
足の臭いや水虫に悩む人の間で、意外な「救世主」として注目を集めているのが酢足浴だ。古くから家庭療法として知られてきたこの方法が、あらためて医療メディアで取り上げられている。
酢に含まれる酢酸には抗菌・抗真菌作用があり、足のさまざまなトラブルに効果を発揮する可能性があるという。ただし、使用方法を誤ると逆効果になることもある。家庭で手軽にできる酢足浴の効果と正しい活用法を紹介する。
◆酢のパワーで有害な微生物から身体を保護
米医学情報サイトのメディカル・ニュース・トゥデイは、酢足浴に含まれる酢酸の抗菌作用について詳しく解説している。酢足浴には、細菌、真菌、その他の有害な微生物から身体を保護する効果があるという。
同メディアによると、足の皮膚はほかの部位と比べて特殊な環境にさらされている。非常に乾燥したり湿っていたりすることで、細菌や真菌が繁殖しやすい環境となる。そのトラブルを撃退してくれるのが、酢と湯または水を混ぜて足を浸す「酢足浴」だ。
米医療情報サイトのヘルス・ラインは足のトラブルとして、イボやタコ、古くなった角質や乾燥によるひび割れを挙げる。足が抱えがちなこうした各種の問題について、家庭でできる酢足浴が強い味方となる。