「男子の気が散る」と真夏に着替えさせられた少女…そこで父親が立ち上がった
◆服装規定は女子狙い撃ち?
当校のハンドブックには、服装規定が明記されている。股下4インチ(約10センチ)に満たないショーツ、肩と背中が大きく露出するホルタートップ、肩紐がないまたはごく細いトップスなどは禁止されている。下着または腹部が見えることも望ましくない。
アラーコンさんの父親はCBSニュース(9月13日)に対し、こうした詳細な規定のほとんどが女子向けの服装に関するものだと指摘する。
服装規定はこのほか一般に、安全で快適、そして清潔な服装を心がけるよう指導する内容だ。肌の露出以外では、汚いことばが印字された服に加え、教室内でのフードまたは帽子の着用も許可されていない。
これに対しアラーコンさんは矛盾を指摘する。騒動の前年に毎日帽子をかぶって授業を受けていた男子生徒を知っているが、なんのお咎めもなかった、とマーキュリー・ニュースに対して述べている。父親は「問題のドレスコードは不当に女子たちをターゲットにしている」と怒り心頭だ。