「男子の気が散る」と真夏に着替えさせられた少女…そこで父親が立ち上がった
◆13歳が男子の気を散らす、と学校側
学校側の主張は、日本でいう中学2年生相当のアラーコンさんが男子の気を散らすというものだ。この対応に、父親のトニーさんは納得していない。ニュース番組トゥデイ(9月23日)に対し、「(娘は)恥ずかしかったし、動揺もした」と語る。「みんながいる前でクラスからつまみ出されて……まだ子供なんです。たった13歳です。(中略)ただ快適に授業を受けたかっただけなのに、私たちはそうした機会を与えることができていません」と心境を語った。
本人はベイエリアの地方紙マーキュリー・ニュース(9月7日)の取材に対し、下着の着用を禁止されたようにすら感じたと語っている。ブラジャーの紐が見えていると指摘された件を挙げ、「ブラを着けることさえ許されないのです」と語る。
同年代の少女たちとそう駆け離れた格好をしているわけでもないのに、まるで「あら探し」をされているようだ、とも彼女は訴えている。
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